金沢箔工芸品分野の確立と、地位向上のために
箔一の創業は、1975年。箔は仏壇や工芸品に使われる材料でしかありませんでした。九谷焼や友禅など伝統工芸の中に「金沢箔工芸品」という分野を築き上げたのは、箔一の創業者浅野邦子でした。
創業以来30年以上の時を経て、食用金箔や、化粧品、建築に使われるなど幅広い分野で活用されるようになり、 金沢の地場産業「金沢箔」として地位を確立しました。
金沢箔と一言で言っても金属の種類や、配合の割合によって多種多様に存在します。特殊な変色方法などにより、表現力は無限に広がります。 金沢箔の持つ伝統美に、箔一が革新を加えて「金沢箔の美しさを世界へ」お届けできるよう、今後も金沢箔の普及と、新たな分野拡大に尽力して参ります。