SDGsへの取り組み

箔一ではSDGs(Sustainable Development Goals‐持続可能な開発目標)に積極的に貢献をしています。
古来より日本には、ものを大切に使う知恵が多くありました。
伝統産業を担うものとして、受け継がれてきた価値を見つめなおし、持続可能な世界の実現に向けて取り組みを続けていきたいと考えています。
SDGs Sustainable Development GOALS
SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2016年から2030年までの国際目標です。貧困や格差、気候変動などの世界の問題に人類全体が一丸となって取り組み、2030年までに解決を目指すものです。

箔一の取り組み

箔一は金沢箔を代表するブランドとして、かねてより持続可能なものづくりへと取り組んできました。
地域の子供たちへの教育、ジェンダー平等、景観の保護なども進めてきています。私たちはSDGsの理念に共感し、より良い社会の実現を目指し、伝統産業としてできる社会貢献を行っています。
SDGsのコラムの一覧

質の高い教育をみんなに

観光の方や地域の子供たちへ金沢箔文化に触れる体験を幅広く提供しています。また、近年ではオンラインを用いて国内外へ広く金箔貼り体験を提供するなど、積極的に学びの機会を提供しています。

子供たちに金沢箔に触れる機会を

■金沢箔工房親子見学・体験会の実施

地域の親子を工房に招き、金沢箔の製造現場を知ってもらう取り組みを行っています。地元の伝統文化への関心や、地域への誇りを育てています。
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世界中の人に伝統文化の体験を

■金箔出張体験・オンライン体験

オンラインや出張での金箔貼り体験を行っています。東京2020オリンピックの際には、コロナ禍の中、ノルウエーなどの代表チームに地域文化を紹介しました。
地域の親子を工房に招き、金沢箔の製造現場を知ってもらう取り組みを行っています。地元の伝統文化への関心や、地域への誇りを育てています。
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金沢箔のことを広く知ってもらう

■金箔に関する教材作成への協力

伝統文化を受け継いでいくためには、次世代教育が欠かせません。
教育者や教育出版社などに箔の知識や写真などの素材を無償で提供しています。
地域の親子を工房に招き、金沢箔の製造現場を知ってもらう取り組みを行っています。地元の伝統文化への関心や、地域への誇りを育てています。
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ジェンダー平等を実現しよう

女性が活躍でき長く勤められる職場づくりを目指し、育児休暇や介護休暇制度のほか、在宅ワークも推奨しています。また、女性管理職を多く登用し多角的な目線での商品開発や社員教育をすすめています。

正社員・パート問わず十分な育児休暇を

■育児休暇取得率100%(2021年度実績)

箔一では育児休暇の取得率100%を達成しています。パート社員や契約社員でも妊娠・出産を理由に不利な扱いを受けることは全くありません。
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フェアな評価で女性管理職の割合増へ

■女性管理職の割合39.1%(全管理職に占める割合)

意図的に女性管理職を増やしたわけではなく、男女に関係なく頑張りや実力を公正に評価した結果、自然とこのような割合になったのです。
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働きがいも経済成長も

金沢箔工芸品の販売を通じて、快適なライフスタイルや笑顔づくりを心掛けており、事業を通じて社会に明るさを⽣み出すことを使命としています。その為のコーポレートガバナンスの強化を図っております。

金沢箔について学び続けられる環境を

■社内研修の取り組みの実施

幅広い切り口で社内研修を行っています。対象外の部門のスタッフであっても、誰もが参加できるように門戸を開いています。
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信頼関係をベースに働ける職場を

■労働環境の構築やコンプライアンス遵守宣言を行う

ハラスメントなどの問題を未然に防ぎ、スタッフ同士が信頼関係をもって働けるように専門家と連携をとって環境を整えています。
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AIによる絶対的評価制度の導入

■公平な評価制度の導入と給与制度

先端的な人事評価のシステムを導入し、上司と部下が話し合いをベースに、高い当事者意識をもって目標を設定しています。
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自分にあった働き方をバックアップ

■クラウドを導入し労働環境を改善

各種社内申請や勤怠管理、給与明細といった管理業務のほとんどをクラウド上で行い、テレワークなどの様々な働き方を推進しています。
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住み続けられるまちづくりを

行政や地域住民と連携し、ひがし茶屋街などの景観保全に取り組んでいます。重伝建指定エリアにて 維持が難しくなった古い民家を買い取って補修し、風情ある外観の復活や耐震・耐火性能の向上を行っています。

金沢の歴史的町並みを次の世代へ

■町屋再生への取り組み

ひがし茶屋街で運営する箔一の店は、元は維持困難となった民家でした。傾きかけた家を修復し外観も街並みにふさわしいものへと改修しています。
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つくる責任 つかう責任

持続可能なものづくりのため再生可能な素材を使った商品開発を行っております。また廃棄ロスを減らす取り組みや、プラスチック製品の使用を減らすなど、環境に配慮した取り組を行っています。

金継ぎを通じてものを大切にする文化を広める

■金継による修復・再利用支援

伝統工芸品には修繕の技術が受け継がれています。「金継ぎ」はその代表的なものです。ものを大切に使っていくための金継ぎの提案を行っています。
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紛争による被害を少しでも減らすために

■コンフリクトフリーの原料を使用

紛争地域では、金などの高級鉱物資源が武装集団の資金源となることがあります。私たちは暴力行為に加担しないよう慎重な仕入れを行っています。
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工場での廃棄ロスゼロへの取り組み

■B品専用の販売サイトの運営

規定外とされた工芸品をお譲りしています。多少の瑕疵も、手作りの工芸品であれば個性の一つと解釈いただける方に喜ばれています。
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農業保護のため駆除される猪をカードケースに

■駆除された猪の皮革を利用した商品企画・販売

農業保護のため多くの猪が駆除されていますが、ほとんど廃棄処分されています。こうした猪の革を有効利用する取り組みに参加をしています。
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プラスチックゴミの削減に木のスプーンを使用

■スプーンをプラスチック製から木製に変更

観光地で大変に人気の商品が「金箔ソフト」です。このソフトクリームを食べるためのスプーンを、プラスチックから木質へと変更しました。
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過剰包装の削減と自然に優しい素材へ

■店舗における各種ショッパーを再生紙・バイオマスプラへ切り替え(2027年完了予定)

2027年までにすべてのショッパーを再生紙、もしくはバイオマスプラへ切り替えるために計画を立てて取り組みを進めています。

パートナーシップで目標を達成しよう

金箔は、水と空気以外どこでも貼れるといわれます。この特性を生かし、全国の幅広い業種の方々とものづくりへ取り組んでいます。理念を共有する多くの組織・企業様とパートナーシップを結んでいます。

日本中の作り手と協業する

■幅広いパートナーシップで商品や市場を創出

生産現場を「開かれた工場」とし、全国からデザイナーや企業様をお招きして職人の技法などに触れていただいています。
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