最も厳しい建築基準もクリアした金沢箔。

伝統工芸である金沢箔を現代の建築にあしらうには、厳しい基準にあわせた改良が必要です。特に交通機関などでは、極めて厳しい規準が求められます。私たちは、こうしたものにも挑戦し、課題をクリアすることで建築用金箔の性能を飛躍的に高めてきました。

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公共交通機関や、建物外壁にも耐えうる技術力。

技術力を磨くことで、金沢箔による建築装飾の可能性を広げてきました。かつて、箔は剥がれやすいことが弱点とも言われました。しかし、接着やコーティングの技術を磨くことで、こうした弱点を克服しました。建材としての金沢箔の用途は、いまでは大きく広がっています。公共交通機関など極めて高度な防煙・防火性が求められるケースや、海風や紫外線を浴びつづける条件での外装、また屋内でも人の手が触れる箇所など、あらゆる環境で基準を満たす十分な性能を実現してきました。一見不可能と思えるような難しい案件でも、挑戦をする気持ちで引き受け、試行錯誤をして乗り越えてきたことで、独自のノウハウを育ててきたのです。

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精密な工業製品にも認められた品質。

2020年には、LEXUSのフラッグシップLSに、箔一の箔装飾が採用されました。これは、厳密な均一性が求められる工業製品に、偶然性や曖昧さがある工芸品を搭載するという極めて厳しいミッションでした。このプロジェクトは、7~8年もの時間をかけて実現しました。詳しい物語は、関連記事をぜひご覧ください。

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金沢箔は、あらゆる素材・場所に施工可能です。

箔一は、あらゆる素材に箔をあしらってきました。それは、多くの工芸品を作ってきた経験が生かされています。箔一では、木質や陶器、ガラスなどもちろんのこと、布や紐、和紙、絹といった柔らかい素材にも金沢箔をしっかりと定着させる技術を持っています。当社の技術と経験によって、多彩なテクスチャーと金沢箔を組み合わせた魅力的な空間をつくることができるのです。

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